私はあまり食べ物にこだわりが無い。
今日の夕飯も、冷凍ピザと春雨スープだった。
結婚できなさそうなオーラだけが食卓を彩る。
やればできるのにやらない、というのはもしかしたら軽蔑されちゃうくらいの
良く無い傾向だが、あたしは典型的な「できるのにやらない」タイプである。
そういうことを書くから余計そうなるんじゃない?とお思いかもしれないが、
基本的に消化できたことしか文章にしないので(できないので)
書いたことは一切が過去になる。だからあたしは書いたほうがいいのだ。
それで、食べ物の話を続けることとする。
私の好きな食べ物は、あまじょっぱいものである。
あまじょぺー!って中学生の恋愛みたい。
ああ、そういうのも好きだけど。
あたしはあまじょっぱいものが好きである。
たとえば・・・どて煮。彼はとてもあまじょっぱい。(モツ煮込みでもいい。)
たとえば…ロイズのチョコチップス。(ギザギザのポテチにチョコのコーティング。)
とにかく甘くてしょっぱいものがすきなのだ。
だから変な組み合わせで食べ物を食べる。
ピザにヨーグルトをつけて食べる。
チーズケーキを食べた後には黄色いたくあんを食べたい。
居酒屋に行った時の最後のデザートは牛のたたきである。
大福を食ったら塩のきいた鮭が食べたくなる。そして食べる。
女の子は食事のラストに甘いものを頼むのを楽しみにしている子が本当に多い。
「えーっ、ポテトも頼みたいけど最後にデザート食べたいんだよなぁ」
なんて言いながらデザートを優先する。
あたしはどちらかというとしょっぱいもので〆たいので
最後にえだまめとかを頼む。謎。
謎。わかっている。
ある居酒屋に女の子と行った時、最後に牛のたたきを頼んだら
イケメンのおにいさんに「えっ?」って聞き返された。
連れの女の子は普通にデザートを頼んでいたからである。
いいじゃんか、デザートに牛のたたき。
居酒屋に行った時の私的三大帝王は
まぐろのユッケ(またはカツオのユッケ)
モツ煮込み
牛のたたき である。
これにえだまめを入れて四天王だ。
これらを与えておけばまりんちゃんは平穏無事である。
あとお酒は梅ぼしサワーが好きである。
梅サワーでもなく、梅酒サワーでもなく、梅酒でもなく
梅干 サワー。
焼酎を炭酸で割ったものに、梅干がごろんと(もしくはつぶれて)入ってるやつ。
シンプルなのがいい。たまに梅酒じみた味のついたものが出てくるけど
それじゃ嫌だ。梅干をつぶすのが好きなので(飲みに行くとなにかしら手を動かしている)
ごろんと入っていてくれたほうがいい。
あれ?こう書くとしょっぱいものが好きみたいだなあ。
いや、しょっぱいもののほうが断然好きだ。甘いものはしょっぱいものの間に
挟まれてるとすごくイイ、という話にしよう。うん。
毎日何か一品を食べ続けろと言われたらたこ焼きかグラタンがいい。
たこ焼きは関西圏で売ってるやつ。グラタンは冷めて無いヤツならなんでもいいや。
今日も支離滅裂だなぁ。
最後にひとつ。
年代によって、居酒屋で頼む鉄板メニューは違う気がする。
私の周りは必ず鳥の軟骨のからあげを頼むのだが
この間見かけたサラリーマンの集団(多分40代)は慣れた口調でメニューも見ず
「えだまめと、ナスの一本漬け」と言って店員さんを困らせていた。
「ナスの一本漬けはございませんが、他の漬物なら・・・」と。
居酒屋で漬物を必ず頼むのは、30代以上ではないだろうか。
何故こんな仮説を立てたかというと、
ウチの母も居酒屋に行くと、「いつもの。」みたいなあのノリで、メニューにありもしないナスの一本漬けや漬物の盛り合わせを必ず頼むからである。
漬物くらい家で食えよ、と不思議に思っていたのだが、これは年代によるものなのかもしれない。