2009.11.26 Thursday*
書く
今日は読書をしたから言葉がたらふく出てくる。
最近は、自分を相対的にしか見られなくて
あてもない絶望に陥ってました。これ、本当に。
悲観するでもなく、落ち込むわけでもなく
ただそこに絶望があるって感じの。
自分がどこにも行けない
自分がどこにも居ない
いや・・・もっともっと無に近い感じ。
自分が空気のような感じ。
意味も持たなけりゃ、なにも生み出さない。
でもなけりゃ困る。
どこかこっかが面倒なことになる。
そんな空気、そんな自分。
ある意味平穏かもしれない。
そんな風にただ過ぎていく日々は、私を太らせていくだけだった。
でも、それは苦痛を超えていて。「ああ、いつ死のっかな」って
自分へのご褒美を週一で考えるOLみたいに
消えることを真剣に簡単に考えてる自分がいたり。
原因はわかっているし、
そうやって自分が地の底にいるように考えるのは
そんなに深刻なことではない。
結構みんな抱えてることじゃないかな。
恵まれているからこその陰鬱。
自分の周りは
自分の同級生は
家庭が複雑な子が多くて
私のように進学なんかできずに
高校を卒業してすぐ働いているわけで。
そりゃ焦るわな。私。
焦るなっていうほうが無理だぜ。
おもちゃ与えられてずっと喜んではしゃいでる子どもじゃないんだ。
自分の置かれている環境のよさに
引け目ぐらい感じるだろう。
それどころか自分の存在意義まで考えてしまうよ。
why I live here now?
友達の声に耳を澄ませれば余計
僕は焦る一方で。
なぜなら僕は何も生み出していないからだ。
君が居ると和むよ、なんて感情論はもういらないんだ。
なにをしているんだろう。
いや、なにを
・・・。
そんなモヤモヤを解決するべく
今日は一日本を読んでみた。
やっぱり私には本しかない。
自分を立たせるには
本しかない。
そして書くしかない。
本能よりもっと必然的に。
書くしかできない。
いや、
書かなくてはいけない。
書くことに迷いはないし
引け目も感じない。
大きく息を吸うように僕は気持ちを整理し
息を吐き出すように僕は文字を吐き出す。
人と人との運命的出会いは信じないけど
(むしろすべての人と出会うべくして出会っている)
私は運命的に活字に出会い、本を読み
活字にしている。
このために生きている。
きがする。
そこに山があるから登る、というのと同じくらい
圧倒的な必然性がそこにあって
当然のように僕は文字を編む、見せる。
技巧的でもなんでもないかもしれない。
それでも僕は書かなくては生きていけない。
ストレス解消でもなんでもなく
そこに文字が存在するから
書くのである。
本を読むとやっぱり思う。
あたしは活字がすきなのだと。
だから誰にも負けない編み方をしなければならないと。
そのために今
時間を浪費しているのだけれど
なかなかどうして、生産性には欠けているものだから。
金の無いところに芸術は無い。
労働者に画廊はいらない。
目に留めている余裕が無いからだ。
生み出すなんてもってのほか。
(だからコンビニは流行るのだろうか?)
でもとにかく僕はこうして生きている。
時間の無い人たちに喧嘩をうっているかのような時間の使い方をしてる。
ポエムちっくにこうして駄文をつらつら垂れ流して
口だけ鋭く動いている。
ああ
でも
今日。
他のところに下の記事と同じものを投稿したら
「君は小説家になるべきだよ、うん」というコメントがついてちょっと嬉しかった。
皮肉でもなんでもいい。
僕は書き続けなければいけないんだと改めて思えたから。
別に。小説家でなくたって
文章は書けるのだ。
筆でメシが簡単に食えるなんて思ってないし。
あくまでも僕の問題だ。
笑ってくれて結構。
たどりつくところが理想であれば
それでいいのだ。
それまでやはり
踊り続けることにする。
うん、そうしよう。
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