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拙い。

 「初志貫徹」という骨太な言葉とは無縁な人間だと思って生きてきました。
生きてきたと言っても22年というほんのすこしの間ですが。
しかし、小学校低学年(2年?)の頃から、クラスで流行っていたメモリアルブック(プロフィール帳)
の「将来の夢」の欄に必ず「小説家かデザイナー」と書いていた自分を思い出す最近です。

初めて自分で書いた物語は、「おおきな木」という自作絵本でした。
(幼稚園の年長さんのときに構想し、きちんと文字にしたのは小学校1年の後半かな?)
母も父もこの絵本(と言ってもコピー用紙に手書きでホチキス綴じ)をえらく気に入ってくれ、
父に至っては出たてのWindows95を使って活字にしてくれました。
ただのコピー用紙に活字で起しただけのものでしたが、それがうれしくてうれしくて、それからどんどん<おはなし>を考えては父や母に見せに行くようになりました。


よく、作家が「近所の図書館の本はすべて読破した」とか「学校の図書室の本はすべて読破した」と言っているのを聞きますが、私はその当時の留萌市立図書館の絵本をすべて読破したと言っておきたいと思います(笑)。父が図書館に取材に行くときはほぼ私もついていって、絵本コーナーで仕事が終わるのを待っていたからです。父は図書館に行くことがめっぽう多かった。なんでだろう?ブン屋の仕組みがよくわかりません(笑)。


そんなワケで、私の書く文章や話すことばは割と突拍子もないことがあります。ものの考え方や文章の流れのベースのひとつが絵本なので、基本なんでもありだし、エッセイの域を出ません。性格的な問題もかなりあるけれど。


何でこんなことを書いているかというと、今回内定をいただきました内容が、通信社の編集のお仕事ということで、感慨深くなっているのです。先に頂いていたまったく違う業種の内定をお断りしてのことなので、よく考え、噛み砕き、反省し、自分なりに真摯に将来というものを見つめなおしております。


今の時代、就職難なのに贅沢やなぁと思われるかも知れませんが、70近くの企業を受けてきましたので、確率的に考えると頑張ったほうだと思います。わりとへとへとです。
さっき、今まで企業に送った書類や写真やブックマーク等を数えなおしてみて少し驚きました。長い道のりだったなぁ。エントリー自体はワンクリックでできるので(そういうシステムの時代なのです)、200くらいしていたのですが。
ふと見た就活用のパンプスの先が擦り切れていて、出不精で物持ちの良過ぎるあたしにしたらよく動いたんだなと思います。


もちろん、教育実習に行った身ですので、来年の教員採用試験も念頭においております。
そんなことじゃどっちつかずでダメじゃないか、と思われるかもしれませんが
これが私の生き方だし、スタイルなので考えを変えるつもりはありません。
「この道ひとすじ」で上手くやる人もいれば、いろんな状況の変化の中の方が上手くいく人間もいます。その中の一人が私なだけです。無論、何事も手を抜くことはしませんし、無計画でここまできたわけでもありません。よく考えて、行動し、行き着きたいところにきた結果が今です。いつでも全力で、しかし冷静に、芯だけは変えないできました。これからもそうしていきたいと思っております。なるべく数多くのものや人、現象にふれて、思い、感じ、自分の糧にすることはもちろん、外側、人にフィールドバックしたい、それに付随するすべてのプロセスに対して全力でいたい、というのが私の信条です。人、自分、社会を動かすチャンスを見逃したくない。できることならすべてに全力でいたいのです。自分から湧き出るそういった力や感情を、殺すわけにはいきません。そして死ぬまで学び続けたいし、生きる自分を殺したくありません。その結果どんなつらいことがあっても自分の責任ですし、腹はくくっております。これが私の生き方なんだ、といつかまた胸が張れる様、精一杯やっていく所存です。


要するに。
若いから、何でもやってみたいのです。
社会人として、自分の手で自分を支えながら、たくさんのことにチャレンジしていきたい。
ただそれだけです(笑)。簡略に言えば。


「結局何がしたいの?」と聞かれるかもしれません。しかしやりたい”仕事”なんて多分、とっくの昔に決まっていたのです。私の中で。そんなことより、その仕事を通して自分がどうあって、そこからどう社会に参画していくかというほうが大事なので、「結局何の仕事がしたいの?」と聞かれてもうまく答えられませんでした。極端に言えば、どんな仕事をしていても、たどり着く場所が同じならいい、と考えていたので(いるので)たくさんの異なる業種の企業を受けました。へこたれることもありましたが、そのたびに上手く切り替えられたのは自分の中でそういった決め事があったからだと思います。


要するに。
好きなことややってみたいことが人より多いのです。
で、本来のスタート地点に戻ってきただけです。
ただそれだけです。

これから何が起こるか、自分がどこまでできるのか未知数です。
とにかく今は自分を整理するしかありません。

支えてくれたひとたちに深くお礼をしたいと思います。
そしてこれからも、見守っていてください。 

: - : 01:29 : comments(0) :









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