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いつも
 
静かに 折り紙を折るように
あきらめていくんだ

なんでも かんでも

無、つう
なんだ

人間をサボってる。
: : 01:50 : comments(0) :
意味の無い
 
カンチガイとカンチガイの隙間に
息を吹きかけて
上手く繋がっていきたいんだよ。
カンチガイとカンチガイの間ができるのは
人間の緩さみたいなものかもね。

カンチガイとカンチガイの間の
可能性を
ただの可能にしたいんだよ
あわよくば可能だった にしたいんだよ。


過去と現在は永遠に遠ざかり続けるから
人は過去を悲しむんだね。


過去を愛するように
現在を愛するなんて
綺麗ごとよりむしろ 
不可能だよ

過去と現在は別物だからさ。
過去と現在を一色単にして愛すなんて
色がぼけて仕方ないね。
面倒くさがりの仕業みたいだ。


あれが過去なら
君は今でさ

あの過去が今でも僕は大好きで

でもあの過去を
君には望めない

まったく別物なんだよ。
望みたくも無いのだけれど

あのまぶしい過去が
君をも飲み込んで行きそうで


君が可哀想だ。


: : 01:37 : comments(0) :
ジャンク
 2011060221440000.jpg



スタバ。
スターバックス。
スキ。
ああ。うん。もっぱら抹茶ティーラテしか頼みません。
いいよね。
あたしコーヒーニガてだから。
スタバの意味無・・・って感じ?


「Iam sam」思い出すよね。
いたたまれない映画が好きなんだ。


眠い。掃除しなきゃ。
というか帰る準備・・・。
教育実習なんですよ、来週から。
荷造らなきゃ。


__________________________



三角の屋根に
とても鋭い屋根のてっぺんに、座っている
折り曲げた ひざが怖がっている。
星は 近い


__________________________


: : 22:40 : comments(0) :
自分の感受性くらい
 自分の感受性くらい


ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ



「自分の感受性くらい」(昭和52)所収
http://uraaozora.jpn.org/poiba4.html



この詩を書いたのは、茨木のり子という詩人である。
私が中学のとき使っていた国語の教科書に、この人の作品が載っていた。
載っていたのは、「私のカメラ」という詩である。


私のカメラ



それは レンズ

まばたき
それは わたしの シャッター

髪でかこまれた
小さな 小さな 暗室もあって

だから わたし
カメラなんかぶらさげない

ごぞんじ? わたしのなかに
あなたのフィルムが沢山しまってあるのを

木洩れ陽のしたで笑うあなた
波を切る栗色の眩しいからだ

煙草に火をつける 子供のように眠る
蘭の花のように匂う 森ではライオンになったっけ

世界にたったひとつ だあれも知らない
わたしのフィルム・ライブラリイ



「鎮魂歌」(昭和40)所収



私は、とにかく国語が好きで、毎年、新しい国語の教科書を読むのが楽しみであった。
国語の教科書には、必ず最初のページに、春を思わせる、みずみずしい詩が載っているので
私は教科書を買ってきてそすぐにの詩を音読するクセがあった。
この「私のカメラ」も、何度か音読したのを覚えている。
この詩は、その表現から少し高飛車な女性を思わせるが、それゆえに読者に与えるインパクトは大きい。
「ごぞんじ?」のところで一呼吸おき、強く、訴えかけている。


私が初めて読んだとき、「なんだこのオバサンは」と、詩から作者を連想して
興味を持った。もし、自分がこの詩を授業で扱うなら、そういった作者へのイメージを含んだ
詩の第一印象を生徒に発問してみたい。

茨木のりこについてはウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%A8%E6%9C%A8%E3%81%AE%E3%82%8A%E5%AD%90にて。


なんというか。教材研究の下書きをここに書いてる感じ(笑)
明日で前期の授業は終わります。一応。

何が言いたいかっていうと、この人の詩が、とても好き。

: : 00:09 : comments(0) :
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